子どもに「個室」がいるか?

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個室の定義について

校内暴力、家庭内暴力、少年少女の非行…とティーンエイジャーを巡る様々な問題が私達を驚かせたり、嘆かせたりしています。親の側から、教育の立場から、また若者から、子どもから、いろいろな人達が現代の少年少女たちを巡って、毎日、新聞や雑誌やテレビやラジオで各々の立場から発言しています。そこに一枚加わるつもりはありませんが、このテーマを自身の側から見ると、子ども部屋あるいは個室のテーマということになります。

最近の学生の中には、修学旅行に行っても、部屋がシングル・バス付きでないと泊まれないというのがいるようです。生まれたときから自分の部屋=個室を与えられ、一人で眠る習慣がついていて、親兄弟とさえ一緒に寝た経験がないというケースもあるようです。こういった青年たちは、独立した子ども部屋こそが子どもの自主独立の精神を養う要訣であるという説に従って、親が自分たちの生活を犠牲にしても子どものために独立した部屋をこしらえた成果でもあります。彼らはその個室=勉強部屋に入れられて、一流大学、一流企業を目標とした受験勉強に駆り立てられてきました。

「しつけ」の違いと弊害

ところで、高層住宅の窓から子どもが落ちて死ぬなどという事故が日本では毎日のようにあります。しかし、こんな事が起こるのは現代日本だけであります。諸外国では全く無い現象です。ヨーロッパやアメリカで何年か生活した人に聞くと、その間そのような事故などは聞いたこともないし、新聞に載ったのを見たこともないと言っています。ここに表れている問題は、親の「しつけ」だと感じます。

日本人はそういう高層住宅に住んだ経験がないから、手すりばかり高くします。しかし手すりの高低は問題ではありません。清水の舞台というのがあります。あそこの手すりは50センチくらいで低いです。けれども、清水の舞台から飛び降りた人はいても、落ちた人はいません。要は「しつけ」の問題なのです。非行少年の問題も「しつけ」の問題であると考えます。
しつけという言葉は、行きつけのバーとか、かかりつけの医者とか、という「つけ」のことであります。し続けることが「しつけ」なのです。いつも日常的にやっていることがしつけなのです。

人を育てる個室について

家族が狭い一室でお互いにいたわりながら、両親兄弟姉妹とゴチャゴチャ暮らしているうちに、誤って余計にもらった釣り銭も返却するといった小さな倫理・道徳観も育てられます。
生きていくためのしつけの伝承があってこそ、相手の身になって考える思いやりも生まれてきます。個室というものは文字通りエゴ=個人を育てるのかもしれませんが、人と人との間という意味の人間を育てる場所ではなさそうだ…というのが持論であります。
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