庭つき一戸建ては田舎志向

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日当たり重視は都会人ではない?

京都の裏通りをちょっと入ると、格子窓のはまった昔風の家が並んでいます。
お互いの壁と壁とはピッタリくっついていて、一見長屋風ですが、一戸一戸独立した、いわゆる京の町家と呼ばれる住宅です。
京都に限らず、金沢など古くからの都市には、こうした町家と呼ばれる家並みが残っています。
町家というのは、文字どおり、町の家であり、密集して建っているものです。

よく住宅の密集地に住んでいるため、日当たりの悪さを嘆く声を聞くことがあります。
しかし、町家とは本来そういうものであり、都会の住宅密集地とは日照の悪いところなのです。
日当たりのよい広々とした庭などを夢見る人は、本来の都会人ではありません。
それは、農家のような田舎家風の住まいを求めているのです。

都市住宅は機能的

都市の住宅という意味のタウン・ハウスは江戸屋敷であり、緑に囲まれた広い国元の家というのはカントリー・ハウス、田舎の家です。
ニューヨークやロンドンのアパート群やパリのアパルトマンの写真を見たことのある人も多いでしょうが、まず、庭や樹木だのがある家はごくまれで、人々は公園や森へ出かけて日照や緑を満喫するといった具合になっています。
東京でも、三代続いた江戸っ子と呼ばれる人々は下町の過密地帯に多く、ここ数十年間に地方から流入してきた人は、郊外に宅地を求めて住むことが多いようです。
田園都市といわれているところには、カントリー・ハウスへの潜在的な欲求がはたらいているともいえるでしょう。
サバーバン(郊外)族といわれています。
いずれにせよ、町家と呼ばれる都市住宅は、こうした宿命を背負っているものの、狭い間口のわりには長い奥行きを持って、江戸や京都の人々の生活を支えてきたのです。

工夫がこらされた町家の住みやすさ

ところで、家相術においても、玄関のある側の幅より奥行きの長い家は、裕福をもたらし、長く繁栄する吉相の家であるとしています。
この言葉には2つの理由が考えられます。
ひとつは、税金対策のためです。
江戸時代には、間口の長さに対して税金がかかったので、間口が狭ければ狭いほど税金が安く済んだわけです。
もうひとつは、間取りがしやすいということです。
つまり、奥行きの深い家は、窓など家の開口部で外に面している部分が少なく、外敵の侵入から家を守ることができたからです。
また、プライベートな部屋を家の奥に配置できることも、間取りがしやすい理由のひとつです。

部屋には、外部の人間が入るところ、家族がみんなでつかうところ、夫婦や子どもが個々に使うところなどがあります。
そして、この順序にプライバシーを重んじて、外部から遠いことが望ましいのです。
奥行きが十分にあれば、このように配置することが可能なわけです。
江戸や大阪にもこうした細長い当時の敷地割が残っていましたが、度重なる火災で町家の姿は失われています。
しかし、京都の町家を見ると、なるほどとうなずけます。
たしかに外観が落ち着いていて現代人の郷愁を誘うものですが、実は住みよさという点でもなかなか工夫がこらされている住宅なのです。
当社は、お住いの環境とお客さまのリクエストや生活スタイルを重視します。仙台に限らずリフォーム工事に関しましてはお気軽にお問い合わせ下さい。

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