DK・LKは日本語である

仙台のリフォームなら東北ホームテックにお任せください

ダイニング・キッチン(DK)の誕生

戦後の住宅難は、今思い出しても想像を絶するものです。
公営アパートが出現するのは昭和23年頃からですが、当時の住宅難は、現在のように家が狭いという苦言ではなく、家そのものがないのですから、政府のこたえた住宅対策は当然、質よりも戸数となりました。
ともかく寝る場所を確保することが先決で、壕舎に毛の生えたような12坪前後の住宅でした。

当時の住宅設計のあり方は、「住居部分が6畳二間すなわち6坪あると、付属部分も6坪いるので総計12坪」とされていました。
これでも6畳のうち一室は食事室と寝室を兼ねるということになります。
しかし、食べるところと寝るところが同じというのは好ましくないとして、限られたスペースで「食寝分離」を試みるようになります。
そこで導入されたのが、食事を台所でするというダイニング・キッチン(DK)でありました。

国民性由来の和製英語

食事に対する考え方は国民性によって異なってきます。
フランス人や中国人は、昔からゆっくり食事をするし、アメリカ人にしても日本人ほど早くありません。
「早メシ、早グソ…」などというのが特技のうちに数えられるのは、我が国ぐらいのものでしょう。
DKにしろLK(リビング・キッチン)にしろ、和製英語であり、食事を台所でするというのはあまり上品な習慣ではなかったことは言うまでもありません。

住宅公団がDKをあみだした当初は、公団が食卓まで備え付け、その使用法を入居者に説明したほどです。
いわば戦後の貧しさの産物であるDK、LKですが、未だに1戸数千万円というマンションの不動産広告にもこの言葉が見られます。
どうも横文字やカタカナにすると洒落た感じがして、いかにも文化的だという錯覚があるのでしょう。

主婦と食事と間取り

確かに台所と食事室が一箇所にまとめられていると、料理を運ぶ手間は少なくて済みます。その意味で、DKやLKは、近年の日本人の住まい、ひいてはライフスタイルを育てたとも言えます。
個人的な感じでは、このライフスタイルの変化は、日本人の食生活の変化と軌を一にしていたように思われます。
端的に言って、ご飯に味噌汁という朝食がだんだん少なくなってきたのは、まさしくDKやLK以降のことでしょう。

しかし、DKやLKでの食事は、何となく落ち着けないし、食べた気がしない、という人もあるでしょう。
また、来客の目にも触れやすいので、散らかりやすい台所をいつもキレイにしておく主婦の苦労も大変です。
このため最近では少しスペースに余裕があると、台所を独立させ、ダイニングとリビングをワンルームにしてしまうことが多いです。

このLDの場合、DKとまではいかなくとも、台所で簡単に食事のできるコーナーがあると便利です。
慌ただしい朝食とか、一人でとる主婦の昼食などという時に使えるくらいのちょっとした広さがあれば十分です。
夜中にゴソゴソ動き出し、冷蔵庫をあさって夜食をとる、夜行性の子どもたちや亭主にも重宝ですね。
お客様に合った仙台のリフォームや増改築のご提案もお気軽に当社へお声がけくださいませ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする