空間を仕切るものについて

東北ホームテックは、建築物の空間を仕切るものについて考えます

建築物の1つの内部空間は、通常、床・壁・天井によって囲まれています。
そして、窓や出入り口などの開口部が設けられます。
また、それらが相互に交わったり接したりする部分には、回り縁・幅木・額縁などが設けられます。

床・壁・天井といったこれらの用語は、1つの空間からの視点でとらえた部位の名称です。
こういった用語は建築物を構成するものの表面をさして使われる場合と、内部の成立ちまでも含めてさす場合とがあります。
それを区別するためには厳密には別な用語が使われるべきですが、現実には混用されていることが多いです。

外周壁・間仕切壁という用語は、空間を仕切るものをさしており、外周壁・内面壁という用語は、表面もしくは表面に近い部分の成立ちをさしています。
しかし外壁という言葉は、外周壁をさす場合もあるし、外面壁をさす場合もあります。
また、建築物の性能を考えるには、空間を仕切るものとしての扱いが必要となる場合があるので、外周壁に相当するものとして、屋根天井や床天井といった名称が用いられることもあります。

建築物の外部には、内部空間にとって好ましくない諸因子や選択的に取り入れたい諸因子などがあります。
雨・風・日光・寒暑の変化などの自然現象による因子、騒音・火熱など人口現象による因子、侵入者や視線など人的な因子などがあります。
これらに対応するために、建築物の外周部位には、構法上の対策が必要です。
特に開口部は、人や物を、あるいは光や空気などの諸因子の動きを選択的に制御するものになります。
そのため開口部には建具などが設けられ、またカーテンやルーバーなど建具以外の者も開口部の構成要素として重要な役割を持っています。

こうした外部と内部の関係は、内部相互にも該当するものが少なくありません。
すなわち、上階や隣室の物音、火災時の延焼などに関しては、内部の部位についても十分に対策を講じておく必要があります。

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