屋根のふき方「かわらぶき」

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「かわらぶき」の種類

板をあらかじめ加工して、重なりを少なくできるようにしたものがかわら(瓦)です。
かわらぶきの種類には、本がわらぶき・桟がわらぶき・洋がわらぶきなどがあり、形状が異なります。
また、窯業製品であるため生産地によっても多くの種類があります。
焼き方によって、いぶしがわら・塩焼きがわら・ゆう薬がわらなどに分類することができます。
かわらは重量があり、耐震上は不利ではありますが、熱容量が大きいなどの特徴があります。

「本がわらぶき」について

本がわらぶきは、古来から寺院建築などに使われているものであり、基本的には平がわらと丸がわらの2種類を組み合わせたものです。
しくみは単純ですが、かわらの重なり部分の厚さ、かわらの固定方法などに問題があり、次第に桟がわらに移行していったと考えられます。

桟がわらは、平がわらと丸がわらをつなげて1枚にしたようなものですが、そのままでは4枚が重なり合う部分が納まらないため、巧妙な工夫がなされています。
すなわち、かわらの左上と右下に切込みを入れ、組み合わせると左上のかわらと表面が連続になるように作られています。
これは、別の見方をすると左下から右上に菱ぶきの原理でふき上げ、雨水が重なり部分に流れないように表面に波をつけたと考えることができます。
野地板に横桟を打ち付け、その上にかわらを並べるのですが、ずれを防ぐため裏面に突起の出たかわらが用いられ、引掛け桟がわらと呼ばれています。

本がわら・桟がわらともにかわらをふく場合には、中央部をふく標準形のかわら以外に、位置に応じた各種の形状の役物がわらが用いられています。
原型スレート・セメントがわらなどのかわらも桟がわらと同様の原理ですが、雨水の流れを制御するための溝が切られています。
また、左上・右下の角を斜めに切り落としたものが用いられます。

「かわらぶき」の構法と機能について

かわらぶきの構法は、軒先のふき始め部分の納まり、けらばの納まり、棟の部分の納まりなどが重要なポイントとなります。
寺院建築などの軒先は、意匠上の理由にもよりますが、多くの部材を複雑に組み合わせています。
しかし、現在の住宅では、かなり簡略化した納まりとなっています。
たる木の先端を横につなぐ部材として鼻隠しが用いられることが多いです。
1本のたる木にかかる荷重を分散するとともに、たる木の木口を守り先端をそろえることができます。
野地板の先端には、広小舞と呼ばれる厚めの板を用います。
切妻屋根の妻部分には破風板が鼻隠しと同様に用いられます。
また、その上に直角に用いられる補強材を登りよど(淀)といいます。
登りよどは、けらばがわらを保持する機能を持っています。

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