住まいの「気」に気をつける

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酸欠あるいは有毒ガスで人が窒息したり、死亡するということは、小学生でも知っていることです。東工大の大学院の学生が知らないはずがないのに、シャワー室で酸欠で死亡したことがあります。建設工事の現場でも、地下埋設物の点検用のマンホールでも、酸欠の窒息死が報告されています。

江戸時代の建築学者、松浦久信によるとーーーーーーーー
「旧井害気の有無を試みる事、蝋燭を点じて縄に結び付け下し伺う。灯不消なるは毒なし、消ゆるは毒あるなり。・・・・・井中に入りて人の即死に及びしこと世の人多く語り伝う。なお、近来所々に於て、井夫あるいは二人三人井中に死亡せし由を聞き、諸人怪しみて種々の説をなすといえども、全く他の子細にあらず、久年の廃井、陰毒の気の呼吸を閉じ塞ぎて命を落す所なり。また新井を掘るの節井中の人の倒れ死ぬるは、以前井池を埋めたる地辺にして、陰毒の気、地中にこもりたる所、自然と地気溜滞し、剋気のこもりある地を掘り当てたるの災なり」

あるスキー場で何人ものスキーヤーが谷底で死んだこともありました。
有毒ガスが地中から噴き出して、酸素を奪ったり、押し出していたようです。
また、地中の空気が硫黄のシルト層を抜けるときに酸素を奪われて、その酸欠空気が噴出して窒息するという例もありました。このように、近代的、科学的な装備のある現在でさえ、酸欠空気や有毒ガスのために死亡する事故があとを絶ちません。

現代的な住宅でも、密閉された空間の中で呼吸していると、文字通り気がつまるわけです。
人が生活していくために必要な空気の量を気領といいます。その怨眼(最低基準)についてはいろいろ説があって、いちがいにいえませんが、住宅では気づまりしないために一人あたり20立方メートルは必要でしょう。
天井高を2メートルとすると一人あたり10平方メートル、約六畳というところでしょうか。三畳では少し狭苦しいですね…。

ペッテンコファー博士によると炭酸ガスの空気中の怨眼価は0.1パーセントで、一人あたり1時間30立方メートルの空気がいるとしています。
昔、帝国海軍の中でも狭苦しい艦の代表であった駆逐艦でさえ、居室に兵員一人あたり5立方メートル以上の気領を確保していたことを考えると、今どきの2DKは居室をタタミ敷きに換算して10畳ぐらいですから約30平方メートルとして、それに核家族3.5人が入っているのは、駆逐艦並みということになります。

もちろん、気づまりしない広さというのは、空気の量だけではなくて、前にも述べたように外の景色が見えるとか、室内にもそれにふさわしい雰囲気ーーーこれも気のうちですが、そういうもろもろの気を使って、はじめてゆったりした気分になるということを考えなくてはなりません。お客様に合った仙台のリフォームや増改築のご提案もお気軽に当社へお声がけくださいませ。

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